Palm preの魅力はなんといってもこの2つ。
- マルチタスク おなじみタスクを同時にこなせる機能
- Palm Synergy Facebook、Gmail、AIMなど、毛色の異なるサイトにスムーズに同時アクセスし、そこからコンタクトリストを、ダブることなく自動でリスト表示してくれたり、メールも、IMも、SMSも、すべて同じウィンドウで見やすく並べてくれる機能
- iTunesとの同期(DRMフリーに限るみたい)
- wireless charger(ちょー便利ですねー。家の中に3つぐらいほしい。でもSyncはしてくれないんだよねぇ。)
- Flash対応(今はまだですが、もうすぐ出来るみたい)
詳しい機能はGizmodeのレビュー記事をどーぞ。
僕が使っているのはipod touchですが、UIとUXではこれを超えるものはでないかなと正直思っていましたが、後発だけあってやることやってきましたね。iphoneは確かにすばらしい端末だけど、実際にビジネスレベルで利用してみるとかなり使い勝手が悪いことに気づきます。それはやっぱりマルチタスクが実現出来ていないことが原因です。
プライベートユースでは、比較的単一のアプリケーション利用だけで済むことが多いのですが、ビジネスユースになると、アプリケーション、ブラウザベースに限らず、複数のアプリケーション間を短時間で移動して作業を行うことがほとんどだからです。
この点でiphoneとPalm preはUCDのベースであるペルソナの設計において、そのペルソナに差があることが分かります。
iphoneは一部マルチタスクな機能も持っていますが、そのマルチタスクベースは音楽を聴きながら何かをするというレベルでの設定です。音楽の場合は、一度設定してしまえばそんなに頻繁に切り替えることもありません。そういう面からペルソナは10代や20代前半を含むプライベートの充実を目的とするペルソナなんじゃないでしょうか?
一方でPalm preは20代中盤から30代のビジネスマンで、Social networkをプライベートとビジネスに活用しながら多忙な日常を効率的に楽しんでいるというペルソナを想像してしまいます。確かに先に出したiphoneにハード的な制約が多かったことは確かだと思いますが、ちょうど同時期にリリースした最新のiphoneでもそのあたりの強化がなされていなかったことは面白いポイントだと思います。逆にPalm preはそこだけは譲れないと強化したポイントだったんでしょうけど。
この両者の関係は、僕が感じてるMacとWindowsの関係に近いかも。僕は今プライベートでMacを使ってますが、これまではWindows派でした。まあ今ほどWebアプリケーションが使える環境でなかったので、ローカルアプリケーションの互換性がその理由でしたけど、今Macを使っていて思うのはマルチタスクをとっても有効に使えてると言うことです。Windowsももちろんマルチタスクですが、OSXのExposeとSpacesを使うと、もうWindowsには戻れないですねぇ。13インチのMacbookを使っていますが、以前使っていたWindowsのラップトップの時と仕事のスピード、活用度合いがまるで違います。同じタスクをこなしてもWindowsなら17インチは欲しくなる。この違いがiphoneとPalm preでも言えるんじゃないかな。
iphoneを買う気でいたんですけど、それもうあきらめてipod touchで我慢するかなって感じになってます。既に。
あーシンガポールでも発売してるのかな?でもこっちで買うと日本で使えないしなぁ。なんとも悩ましい限りです。でもiphoneもOSXベースなはずだから、ExposeやSpacesが使えるようになればいいのになぁ。
No response to “What a attractive Palm pre is !! Palm preって魅力的!!”
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