ただ、今回注目したのはそちらではなく(まあ、ちょっと関係ありますが)、Yahooの画像検索のオプション検索機能の表示方法です。他のサイトでも増えてきていますが、最近の傾向として、その時に必要な機能を大きなスペースをアニメーションで展開して表示するというのが流行のようです。
僕自身はこのメニュー展開が個人的にとても好きです。これまでであれば、ドロップダウンメニューを使用したり、メニュー項目が多いと別ページへ遷移するというパターンでしたが、Ajaxなどが多用されるようになり、メニューの開閉がアニメーションし、必要な機能がその場で大きく表示されることで、ページ遷移が無く自分の位置を見失うことがありませんし、かつてのドロップダウンのようにちょっとマウスがずれるとメニューが消えたり、違うページに移動したりなんていう心配も無くなりました。以前書いたメガドロップダウンとユーザビリティ上の効果は同じようです。Yahoo(US)とGoogleのフィルタリング機能を使ってみるとYahooの方が使いやすいなと感じます。
また、大きく展開することで以下のようなメリットが考えられます。
- メニュー項目が一覧出来、比較して選択出来る
- ドロップダウン選択(google)からチェックボタン選択(Yahoo)へ変わることで、オプションが複数選択可能になる
- 文字入力が可能になる(Yahooの画像サイズ入力参照)
ただ、この展開メニューを利用するにあたり、メニューを展開させるきっかけとなるボタンやリンクをどう表現するかに注意が必要そうです。フィルターメニューのMore filtersというテキストリンクは分かりやすいのですが、Yahoo(US)の検索窓下の矢印がついたボタンはいい表現だと思うのですが、機能を知らない一般のユーザーが気づきそうにありません。まあ通常は検索窓へテキスト入力した際に展開する部分ですから、あまり目立っても駄目ですし、随分考えた結果なんだろうなという感じはします。
これまでの展開メニューで使われてきた右向きの三角が下向きになる(→が↓)ような標準化が出てくるでしょうか。僕はこのメニューの展開方法がスクリーン(プロジェクターなどを映すやつ)に似ているので、取っ手の様なボタン?が良さそうですが、それだとYahooと同じ感じですね。ぜひ次つくるサイトで使ってみたいなぁ。
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